2016-06-20

カビや劣化をブロック!ココナッツオイルのベストな保存方法

前回、お料理向きの香りのないココナッツオイルについて書かせていただきましたので、今回の記事ではココナッツオイルの保存方法をご紹介します。


酸化に強いココナッツオイルは消費期限が長く、液化・固化を繰り返しても劣化しにくいタフで使い勝手のよい油です。
しかしその反面、湿気に弱く、保存状態によってはカビることがあるというデリケートな面も。
カビの原因となるのは、水や異物・雑菌等の混入のほか、湿気もあります。
多湿になる梅雨から夏にかけては、特に気をつけたいですね。

では、肝心のココナッツオイルの保存方法ですが、おすすめは「小分けにして冷蔵」です。
ご参考までに、私がやっている方法をご紹介しますね。
  1. オイルが固まっている場合は、60度程度のお湯で湯煎して溶かす
  2. 製氷皿などに移した後に冷蔵庫に入れる
  3. 固まったらビンなどの容器に移し、冷蔵庫で保存する
100均で購入した、小粒タイプの製氷皿を使用しました。
オイルが取り出しにくいので、これより少なめに入れるのがおすすめです

ココナッツオイルを小分けする際の、注意点やポイントは以下の通り。
  • 湯煎の際は、容器にお湯が入らないよう注意。カビる恐れがあります
  • 発火する恐れがあるため、レンジではなく湯煎でオイルを溶かしてください
  • 保存するビンは、消毒しておくとさらに良いです。私の場合は、煮沸が面倒なのでアルコールスプレーをかけた後にキッチンペーパーで拭いています
  • 製氷皿は、シリコン製など、柔らかい素材のほうが取り出しやすいです。また、なるべく小さく・薄く固めるほうが取り出しやすく、溶けやすいので使い勝手が良いです

ココナッツオイルは25度以上で液化するため、お肌に使う場合も冷蔵庫から出してお肌にのせるだけ大丈夫。すぐに体温で溶けてくれます。
ひやっとするのが嫌な方は、冷蔵しておいたオイルを少量ずつ常温に戻して保管するのがおすすめですが、その場合は少しご注意を。
カビ等の原因になるため、保管しているオイルにはなるべく手を触れず、清潔なスプーン等で取り出すようにしてくださいね。

ちょっと面倒な印象の小分け作業ですが、使う際の手間を考えると実は効率的。
私も昔は買った容器のまま冷蔵庫に入れていましたが、固まったオイルはかなり固く、砕くのがすぐに嫌になりました……
オイルは冷蔵庫に入れるとすぐに固まるので、台所仕事の合間にでも作業できちゃいますよ。


私のおすすめココナッツオイルは、以下の2ブランド。
ココナッツオイルの特徴である甘い香りはお料理を選びますが、この2つのオイルは精製処理がされているため、無臭でとても使いやすいんです。
そのうえ、脂っこくなくて胃もたれしにくく、なによりもバージンオイルよりずっと安い!といいことづくめです。
詳しくは、和食や中華にも!香りなしで使いやすい精製ココナッツオイルをご覧くださいね。


Jarrow Formulas, オーガニック, ココナッツオイル,
16オンス(454g)
32オンス(908g)
※赤ラベルのほうです。緑ラベルはバージンオイルのため注意!


Nutiva, オーガニック ココナッツオイル, 精製
15オンス(444ml)
23オンス(680ml)
54オンス(1.6l)


その他のココナッツオイル一覧はこちら。バージンオイルもたくさんあります!
▶︎ココナッツオイル - herb(アイハーブ)

健康にも美容にも良い万能油、ココナッツオイル。
上手に保管して、毎日役立ててくださいね。


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